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React useMemoで重い計算結果を再利用する

一覧の絞り込みや並べ替えを描画のたびに行うと、データ量や計算内容によっては画面操作が遅くなります。useMemoは、依存する値が変わらない間、以前の計算結果を再利用します。

絞り込み結果を計算する

import { useMemo, useState } from 'react';

type Product = { id: string; name: string; price: number };

export const ProductList = ({ products }: { products: Product[] }) => {
  const [query, setQuery] = useState('');

  const filteredProducts = useMemo(() => {
    const normalized = query.trim().toLowerCase();
    return products.filter((product) =>
      product.name.toLowerCase().includes(normalized),
    );
  }, [products, query]);

  return (
    <>
      <input value={query} onChange={(event) => setQuery(event.target.value)} />
      <ul>
        {filteredProducts.map((product) => (
          <li key={product.id}>{product.name}:{product.price}円</li>
        ))}
      </ul>
    </>
  );
};

productsまたはqueryが変わると再計算します。それ以外の理由で再描画されても、以前の結果を使います。

計算結果をstateへ保存しない

filteredProductsはpropsとstateから計算できる値です。別のstateにしてEffectで同期すると、更新漏れや一時的な不一致が起こりやすくなります。まずは描画中に計算し、実際に計算コストが問題になる場合にuseMemoを検討します。

軽い計算には使わない

const fullName = `${firstName} ${lastName}`;

この程度の計算にuseMemoを加えると、依存配列の管理が増えるだけの場合があります。useMemoは正しさのためではなく性能上の最適化です。外しても結果が変わらないコードにします。

React DevToolsのProfilerなどで時間がかかる箇所を測ってから導入すると、不要な最適化を避けられます。

計算内で使用するpropsやstateを依存配列から外すと、古い結果を使い続ける可能性があります。


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