PHP If,else,elseif文の基本的な使い方
PHPのif文の基本的な使い方を紹介します。
JavaScriptでのif文の使用方法をJavaScript If,else,else if文の基本的な使い方で紹介しましたが、他の言語でのif文とは文法が少し変わるくらいで考え方はほぼ同じです。
PHPでのif文は以下のように、ある条件の場合だけ実行したい部分を{ }で囲い、if ()で条件を記載します。
$a = 1;
if ($a == 1) {
// aが1の場合のみ実行される
echo 'aは1です';
}
if ($a == 2) {
// aが2の場合のみ実行される
echo 'aは2です';
}
// 実行結果
// aは1ですif (条件式)としたとき、条件式の結果が真(true)の場合のみ、if文の中の条件が実行されます。
AndやOr条件を含めたいろいろな使い方ができます。
phpではAndは&&、Orは||で記載します。
$a = 1;
if ($a == 1 || $a == 2) {
// aが1または2の場合のみ実行される
echo 'aは1または2です';
}
if ($a >= 0 && $a <= 10) {
// aが0以上、10以下の場合のみ実行される
echo 'aは0以上10以下です';
}else文
条件を満たした場合だけでなく、満たさなかった場合に処理を行いたいときはelse文を使用します。
$a = 2;
if ($a == 1) {
// aが1の場合のみ実行される
echo 'aは1です';
} else {
// aが1以外の場合のみ実行される
echo 'aは1ではありません';
}
// 実行結果
// aは1ではありません満たさなかった場合のみ処理を行いたい場合は、if文の条件を工夫すればelse文を使わずに行えます。
$a = 2;
if ($a != 1) {
// aが1以外の場合のみ実行される
echo 'aは1ではありません';
}
// 実行結果
// aは1ではありませんelseif文
例えば$aが1の場合、2の場合、といったように、処理を複数分けたいときはelseifを使用します。
else ifのようにelseとifの間にスペースを入れる言語もありますが、PHPはスペースを入れずにelseifと記載します。
$a = 2;
if ($a == 1) {
// aが1の場合のみ実行される
echo 'aは1です';
} elseif ($a == 2) {
// aが2の場合のみ実行される
echo 'aは2です';
} elseif ($a == 3) {
// aが3の場合のみ実行される
echo 'aは3です';
} else {
// aが1,2,3以外の場合のみ実行される
echo 'aは1,2,3ではありません';
}
// 実行結果
// aは2ですelseifは複数指定できますが、条件を満たした時点で、以降のelseifは実行されません。
例えば、以下は最初のif ($a < 10)の部分を満たしているため、続くelseif ($a < 20)は実行されません。
$a = 2;
if ($a < 10) {
echo 'aは10未満です';
} elseif ($a < 20) {
// 実行されない
echo 'aは20未満です';
} elseif ($a < 30) {
// 実行されない
echo 'aは30未満です';
}
// 実行結果
// aは10未満ですelse ifを何個も書くような場合は可読性を上げるため、代わりにswitch文を使用することが多いです。
switchの基本的な使い方についてはPHP switch文の基本的な使い方と注意点で紹介します。