JavaScript If,else,else if文の基本的な使い方
JavaScriptのif文の基本的な使い方を紹介します。
VB.NETでのIf文の使用方法をVB.NET If,Else,ElseIf文の基本的な使い方で紹介しましたが、他の言語でのif文とは文法が少し変わるくらいで考え方はほぼ同じです。
JavaScriptでのif文は以下のように、ある条件の場合だけ実行したい部分を{ }で囲い、if ()で条件を記載します。
var a = 1;
if (a == 1) {
// aが1の場合のみ実行される
console.log('aは1です');
}
if (a == 2) {
// aが2の場合のみ実行される
console.log('aは2です');
}
// 実行結果
// aは1ですif (条件式)としたとき、条件式の結果が真(true)の場合のみ、if文の中の条件が実行されます。
AndやOr条件を含めたいろいろな使い方ができます。
JavaScripではAndは&&、Orは||で記載します。
var a = 1;
if (a == 1 || a == 2) {
// aが1または2の場合のみ実行される
console.log('aは1または2です');
}
if (a >= 0 && a <= 10) {
// aが0以上、10以下の場合のみ実行される
console.log('aは0以上10以下です');
}else文
条件を満たした場合だけでなく、満たさなかった場合に処理を行いたいときはelse文を使用します。
var a = 2;
if (a == 1) {
// aが1の場合のみ実行される
console.log('aは1です');
} else {
// aが1以外の場合のみ実行される
console.log('aは1ではありません');
}
// 実行結果
// aは1ではありません満たさなかった場合のみ処理を行いたい場合は、if文の条件を工夫すればelse文を使わずに行えます。
var a = 2;
if (a != 1) {
// aが1以外の場合のみ実行される
console.log('aは1ではありません');
}
// 実行結果
// aは1ではありませんelse if文
例えばaが1の場合、2の場合、といったように、処理を複数分けたいときはelse ifを使用します。
var a = 2;
if (a == 1) {
// aが1の場合のみ実行される
console.log('aは1です');
} else if (a == 2) {
// aが2の場合のみ実行される
console.log('aは2です');
} else if (a == 3) {
// aが3の場合のみ実行される
console.log('aは3です');
} else {
// aが1,2,3以外の場合のみ実行される
console.log('aは1,2,3ではありません');
}
// 実行結果
// aは2ですelse ifは複数指定できますが、条件を満たした時点で、以降のelse ifは実行されません。
例えば、以下は最初のif (a < 10)の部分を満たしているため、続くelse if (a < 20)は実行されません。
var a = 2;
if (a < 10) {
console.log('aは10未満です');
} else if (a < 20) {
// 実行されない
console.log('aは20未満です');
} else if (a < 30) {
// 実行されない
console.log('aは30未満です');
}
// 実行結果
// aは10未満ですelse ifを何個も書くような場合は可読性を上げるため、代わりにswitch文を使用することが多いです。
switchの基本的な使い方についてはJavaScript switch文の基本的な使い方と注意点で紹介します。