VBA 指定した範囲のセルを削除する方法
VBAで指定した範囲のセルを削除する方法を紹介します。
以下の例では、指定した範囲のセルを削除し、セルは左に詰めています。
Range(Cells(1, 1), Cells(3, 3)).Delete Shift:=xlShiftToLeft
VBA 指定した範囲のセルを結合・結合解除する方法で紹介した方法と同じように、Range(始点のセル, 終点のセル)の形式で範囲を指定します。
Shiftのオプションでセルを詰める方法を指定できます。
- xlShiftToLeft
- 左詰め（削除した部分を保管するように、右側の列が左にシフトします）
- xlShiftUp
- 上詰め（削除した部分を保管するように、下側の行が上にシフトします）
例えばセルを上に詰める場合は以下のようにします。
Range(Cells(1, 1), Cells(3, 3)).Delete Shift:=xlShiftUp
シートを指定する
上記の例ではシート名を指定していないため、現在のアクティブシートのセルが対象になります。
シート名を明示的に指定するには以下のようにします。
（シートの取得方法はVBA シート名でシートオブジェクトを取得する方法で紹介しています。）
Dim ws As Excel.Worksheet
Set ws = Worksheets("sheet1")
ws.Rows(1).Copy
ws.Rows(1).Delete
ws.Range(ws.Cells(1, 1), ws.Cells(3, 3)).Delete Shift:=xlShiftUp
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