Oracle Data Pump Exportの手順と注意点
Oracle
でData Pump Export
を行う手順を紹介します。
エクスポート先のディレクトリを作成
まずはwindows
などのエクスプローラでエクスポート先のディレクトリを作成します。
本ページの例では、D:\DUMPFILE
にエクスポートするため、D:\DUMPFILE
にフォルダを作成します。
Oracleでディレクトリを作成
作成したディレクトリをOracle
の処理から参照できるようにするため、Oracle
上でもディレクトリを作成します。
以下のSQL
でディレクトリを作成します。
CREATE DIRECTORY DUMPFILE_DIR AS 'D:\DUMPFILE'
以下のコマンドで、Oracle
上に作成されているディレクトリの一覧を確認できます。
SELECT * FROM dba_directories
エクスポート
Oracle
がインストールされているパソコンのコマンドプロンプトなどで以下のコマンドを実行します。
expdp ユーザー名/パスワード@データベース名 DIRECTORY=ディレクトリ名 SCHEMAS=対象のスキーマ DUMPFILE=ファイル名 LOGFILE=ファイル名
--例
expdp USER/PASSWORD@sample DIRECTORY=DUMPFILE_DIR SCHEMAS=TEST DUMPFILE=TEST.DMP LOGFILE=TEST.LOG
エラーになる場合はOracle Data Pump Exportでエラーになるときの対処法をご確認ください。