zukucode
主にWEB関連の情報を技術メモとして発信しています。

PL/SQL SELECTした結果を変数にセットする

PL/SQLSELECTした結果を変数にセットする方法を紹介します。

サンプルのSQLPL/SQL IF文で条件を指定して条件分岐するで扱ったものに対して修正しています。

以下のテーブルがあるとします。

control(設定マスタ)
idval
13

SELECT句のあとにINTO 変数名SELECTした値を変数にセットできます。

CREATE OR REPLACE PROCEDURE FOOBAR(IN_PARAM1 IN CHAR, IN_PARAM2 IN NUMBER, OUT_PARAM1 OUT CHAR) AS

/*変数を宣言*/
MON NUMBER;
NEW_DATE CHAR(8);

BEGIN
  SELECT
    val
  INTO
    MON
  FROM
    control
  WHERE
    id = 1
  ;

  IF IN_PARAM2 = 1 THEN
    NEW_DATE := TO_CHAR(ADD_MONTHS(TO_DATE(IN_PARAM1), MON), 'YYYYMMDD');
  ELSIF IN_PARAM2 = 2 THEN
    NEW_DATE := TO_CHAR(ADD_MONTHS(TO_DATE(IN_PARAM1), -MON), 'YYYYMMDD');
  ELSE
    NEW_DATE := NULL;
  END IF;

  OUT_PARAM1 := NEW_DATE;
END;
/

複数行を取得した場合

設定データが複数件あり、SELECT結果が複数行ある場合はエラーが発生します。

control(設定マスタ)
idval
13
14
ORA-01422: 完全フェッチがリクエストよりも多くの行を戻しました

必ずキー項目を条件に指定したり、取得結果が1件になる保証がある条件を指定する必要があります。

複数取得されるかどうかは実際にSQLを実行してみないとわからないので、テスト環境のデータでは再現しなかったが、本番のデータでエラーになってしまうということがないように注意が必要です。

複数行を取得する方法はPL/SQL カーソルを使用してSELECT結果のループ処理を行うで紹介しています。

SELECT結果が0件の場合

また、SELECT結果が0件の場合もエラーが発生します。

control(設定マスタ)
idval
nullnull
ORA-01403: データが見つかりません。

複数列をSELECTする場合

複数のカラムを取得する場合は、カンマ(,)区切りで取得します。

control(設定マスタ)
idval1val2val3
1356
SELECT
  val1,
  val2,
  val3
INTO
  VAL1,
  VAL2,
  VAL3
FROM
  control
WHERE
  id = 1

取得したい列の数だけ変数を定義するのは大変なので、そのテーブルのカラムと同じ型の変数を使用します。

ROWTYPE型の変数を使用する

テーブル名%ROWTYPEの形式で対象のテーブルと同じ型の変数を定義できます。

/*controlテーブル型の変数を宣言*/
L_CONTROL control%ROWTYPE;

SELECT句は*を指定して、INTOで先ほど定義した変数を指定します。

SELECT
  *
INTO
  L_CONTROL
FROM
  control
WHERE
  id = 1

ROWTYPE型の変数の参照方法

変数名.カラム名の形式でアクセスするできます。

MON1 := L_CONTROL.val1;
MON2 := L_CONTROL.val2;
MON3 := L_CONTROL.val3;

関連記事

  • PL/SQL ストアドプロシージャを作成・削除する方法

    PL/SQLのストアドプロシージャを作成・更新・削除をする方法を紹介します。CREATE PROCEDURE プロシージャ名 ASで作成します。まだ何も処理を実装していない状態ですが、FOOBARとい...


  • PL/SQL IF文で条件を指定して条件分岐する

    PL/SQLでIFやELSEを使用して条件を分岐する方法を紹介します。ELSE IFではなくELSIFなので注意が必要です。また、END IFの最後に;をつけるのを忘れないようにします。通常のSQLの...


  • PL/SQL パラメータで引数と戻り値を設定する

    PL/SQLでストアドプロシージャのパラメータで引数と戻り値を設定する方法を紹介します。ストアドプロシージャでは、戻り値をRETURNすることができません。なので、戻り値用に引数を用意して、その変数に...


  • PL/SQL SELECTした結果を変数にセットする

    PL/SQLでSELECTした結果を変数にセットする方法を紹介します。SELECT句のあとにINTO 変数名でSELECTした値を変数にセットできます。設定データが複数件あり、SELECT結果が複数行...


  • PL/SQL TRUNCATE TABLEをストアドプロシージャに定義する

    PL/SQLでTRUNCATE処理をストアドプロシージャに定義する方法を紹介します。そのまま定義すると「記号TABLEが見つかりました。」のコンパイルエラーになってしまうので、動的SQLで定義します。


  • PL/SQL 変数を宣言して値を設定する

    PL/SQLで変数を宣言して値を設定する方法を紹介します。ASとBEGINの間で変数を宣言します。宣言と同時に値をセット(初期化)も可能です。変数への代入は=ではなく:=で行います。


  • PL/SQL カーソルを使用してSELECT結果のループ処理を行う

    PL/SQLでカーソルを使用してSELECT結果の件数分ループ処理を行う方法を紹介します。FETCH カーソル名 INTO 変数名でOPENされたカーソルの結果セットを1行だけ変数にセットします。LO...


  • SQL DISTINCTで重複行を1行のみ表示する方法

    SELECTのあとにDISTINCTをつけると、同一のレコードを1行のみ取得するようになります。上記例ではid=1と4のレコードの取得結果は同じになるので、本来は2行出力されるはずのレコードが、DIS...


  • SQL ORDER BYでレコードを並び替えるときのポイント

    身長の降順(大きい順)、身長が同じ時はidの昇順(小さい順)で並び替えたいときは、以下のようなSQLになります。指定した列の値がすべて同じ場合はどのような順番で取得されるのか定まりません。データベース...


  • PostgreSQL 日付の加算・減算を行う

    PostgreSQLで日付の加算・減算を行う方法を紹介します。日付型のカラムに対しては、数字の計算と同じ要領で行うことができます。YYYYMMDD形式などの文字列型のカラムの場合は、日付型に変換してか...