VB.NET ファイル保存ダイアログを表示してファイルを書き込む
VB.NET
でファイルの保存ダイアログ(名前を付けて保存)を表示して、ファイルを作成・書き込みを行います。
ファイルを開くダイアログを表示する方法はVB.NET ファイルオープンダイアログを表示してファイルを読み込むで紹介しています。
Using sfd As SaveFileDialog = New SaveFileDialog
'デフォルトのファイル名を指定します
sfd.FileName = "output.csv"
If sfd.ShowDialog() = DialogResult.OK Then
Using sw As StreamWriter = New StreamWriter(sfd.FileName, False, Encoding.UTF8)
'ファイルに書き込み
sw.Write("ファイルの内容")
End Using
End If
End Using
SaveFileDialog
SaveFileDialog
でファイルの保存ダイアログを表示します。
FileName
プロパティでデフォルトのファイル名を指定できます。ダイアログでファイルを選択したあとは、選択したファイルの絶対パスがセットされます。
ShowDialog()
でダイアログの結果(保存ボタンが押されたのか、キャンセルされたのか)を取得できます。
保存ボタンを押した場合のみファイルの書き込みを行うようにしています。
StreamWriter
StreamWriter
でファイルの作成・書き込みを行います。
名前空間はSystem.IO
なので、コンパイルエラーになってしまう場合はvb
ファイルの先頭にImports System.IO
を追加するか、StreamWriter
の代わりにSystem.IO.StreamWriter
としてください。
StreamWriter(ファイルパス, 追記するかどうか, 文字エンコーディング)
の形式で指定します。
第1引数には先ほど保存ダイアログで指定したファイルパス(sfd.FileName
)を指定し、第2引数にはFalse
を設定します。
第2引数をTrue
にすると、すでに同じファイルが存在する場合、上書きではなく、末尾に追記します。
第3引数は文字エンコーディングを指定します。Shift_JIS
やutf-8
など、仕様に従って指定します。
sw.Write
でファイルに文字列を書き込んでいきます。