VB.NET ダブルクォーテーションを文字列として扱う方法
VB.NET
で文字列を扱うときは以下のようにダブルクォーテーションで囲います。
Dim str As String = "abcde"
ab"c"de
のように、文字列の中にダブルクォーテーションを含めたい場合は少し工夫が必要です。
以下の2つの方法をよく見かけます。
ダブルクォーテーションを2つにする
以下のようにダブルクォーテーションを2つにすれば1つのダブルクォーテーションとして扱われます。
文字列として扱いたいダブルクォーテーションの前にダブルクォーテーションをつけて、エスケープするイメージです。
Dim str As String = "ab""c""de"
文字コードで指定する
文字列として扱いたいダブルクォーテーションを文字コードで指定する方法もあります。
ダブルクォーテーション("
)はChr(34)
で取得できます。
Dim str As String = "ab" & Chr(34) & "c" & Chr(34) & "de"
文字列補完
VB.NET 文字列を連結する便利な方法まとめで紹介したように、Visual Studio 2015
からは文字列補完を使うことができるので、文字コードを文字列連結する記述方法を以下のようにシンプルにできます。
Dim str As String = $"ab{Chr(34)}c{Chr(34)}de"