JavaScript 文字列を途中で改行する
JavaScript
で文字列を途中で改行します。主にalert
やconfirm
のメッセージで使用します。
ブラウザに表示する場合は改行コードを<br>
タグに置換する必要があります。
改行コード
文字列を改行するには以下のようにコード上で改行してもうまくいきません。
var str = 'コードで改行しても
うまくいきません。';
改行をするには、改行コードを意味する\n
を文字列の中に追加する必要があります。
var str = '改行コードで改行すると\nうまくいきます。';
\n
という文字列を表示したい場合はJavaScript 改行コードなどの特殊文字を文字列として扱うで紹介するように、エスケープ処理を行う必要があります。
テンプレート文字列
ES2015
ではテンプレート文字列を使うことができます。シングルクォーテーション('
)やダブルクォーテーション("
)ではなくバッククウォート(`
)で囲うことにより、コード上の改行をそのまま改行コードとして扱うことができます。
var str = `テンプレート文字列は
コード上の改行が
そのまま改行コードになります。
`
ちなみにバッククウォートは一般的な日本語配列のキーボードのshift+@で入力できます。
テンプレート文字列はchrome
やedge
などの最近のブラウザは対応していますがIE11
以下は対応していません。